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鴻ノ巣(こおのす)

富士山地区にある鴻ノ巣。上田にこんな岩山があるとは驚いた。
「コレだ!」と思える地元のあらゆるスポットを巡ってみたら、「こんな立派なところがあった!」ということで、”鴻ノ巣”という秘境的スポットに注目してみることにした。

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鴻ノ巣(こおのす)って何?

まず、鴻ノ巣と聞いてイメージするとしたら、「なにかの動物の巣なんじゃないか?」と考えると思う。でも実際の鴻ノ巣には、白い岩肌に鋭くとがった崖が印象的な、何とも不思議な光景があった。東西約190m、高さ50mにもなる岩山なのだ。私は初めて来てみて、初めて生で見たので、かなりのインパクトに圧倒された。

そして、この鴻ノ巣は、上田市の指定文化財・名勝に認定されている、自然が残した財産であり、このあたりの歴史を知るうえで重要なスポットであることがわかった。

鴻ノ巣の歴史と魅力

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今からおよそ1400万年前、この場所はなんと海であった。ではなぜ現在このような光景になっているのか。それは、海底にたまった砂や石が固まり、それらが隆起して現在のような形になったからだ。

実際にこの崖を登ることが出来た。登ってみると、地面はいかにも川底に転がっているような赤や白、黒の砂で覆われていて、歩いていくとパラパラと石が転がってゆく。地面は、柔らかくしっかりしていないため、滑りやすく危険なので、登り降りの際には注意が必要だ。

大昔は海中であった場所にいるということ自体、不思議な感覚だったが、現実から引き離されて、異世界に来たような気分にさせてくれることこそが、このスポットの魅力だと思う。この壮大な景観とこの地の変化を見ることが出来るので、鴻ノ巣は、一見の価値ありである。

また、ここには、1.2kmほどの遊歩道もあり、展望スペースではあたり一面に広がる塩田平を一望することも出来る。ここに来たら是非散歩してほしい。 

いろいろな人たちに愛される鴻ノ巣

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「知る人ぞ知る」といった秘境のイメージがする鴻ノ巣だが、ここを訪れる観光客がいたり、小学生たちの遠足コースであったりして、ここは実は、たくさんの方たちに愛されるスポットであることは間違いないようだ。

映画『楢山節考』やドラマ『怪物くんSP』のロケ地にもなっている名所である。また、敷地内には松茸料理が食べられる「あぜみち山荘」や「鴻ノ巣館」があるので、9月から11月にかけてのシーズン中には是非行ってみてほしい。

初見のインパクトが強いので、その圧巻の景色には絶対に損をさせない魅力がある。

「知らなかった!」または「行ったことがない!」という方には是非この機会に行って、見て、触れてほしいと思う。個人的にはパワースポットか?と思うくらい自然のエネルギーを感じ、元気をもらえる、そんな所だと思う。

Information
鴻ノ巣(こおのす)
長野県上田市富士山1959

この記事を書いたひと

小林優斗
長野大学
環境ツーリズム学部2年(小林ゼミ)

感想・コメント

上田市は、僕の地元であるが、まだまだ知らない魅力を持った場所はたくさんあるんだなという実感と期待を今回の鴻ノ巣の記事を書いていて感じた。

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