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立科のりんご畑

北佐久郡立科町では、広がる畑や山々など四季ごとに違った魅力を持った景色を見ることができる。この地域はりんごの栽培で有名であるが、今回は町にある“りんごの自動販売機”を紹介したい。

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立科のりんごのある風景

立科町は、長野県の東部北佐久郡の西端に位置していて、人口8000人ほどの小さな町。

気候は四季の変化に富んでおり過ごしやすい。また、年間降水量が少なく全国的にも雨の少ない町といえる。北部では、りんご・野菜・畜産などの農業が盛んであり、南部では白樺湖・女神湖・蓼科牧場などの自然を生かしたリゾート地を楽しむことができる

冬のりんご畑は物静かで寂しい感じがするが、春になるとりんごの花や葉が咲き始め、青々とした緑が広がる。また夏になると実をつけはじめ、秋になるにつれてどんどん大きなりんごに成長していく。

立科町のりんごは「ふじ」や「紅玉」を始め「シナノスイート」、「シナノゴールド」などさまざまな種類があり、美味しいと人気がある。

りんごの自動販売機

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ほかの地域から立科町を訪れた人たちによく驚かれるのがりんごの自動販売機である。立科町でりんごを多く生産している地域の道路沿いにはりんごの自動販売機が置いており、通った人が購入できるようになっている。

自動販売機のりんごは直売所で購入するよりも新鮮で、そしてどこのりんご園で作られたかわかるようになっているので安心できる。販売しているりんごの中には傷ありや形が悪いものもあるが新鮮で安く、なにより美味しいためリピーターも多い。

りんごの自動販売機設置のきっかけ

20年ほど前、立科町五輪久保にある柳沢芳保りんご園は、スーパーで売られているものと同じくらい手間暇かけて作ったのに安価になってしまう傷ありなどのりんごを、どうしたら買ってもらえるかと思い、りんごの自動販売を始めた。

木の棚に袋詰めしたりんごを並べて販売し、それを買った人は置いてある箱に代金を入れるというシステムだった。りんごの自動販売を始めて4~5年、代金を入れる箱からお金がとられてしまうことが多くなってしまったことから現在のような自動販売機でりんごを販売するようになった。

身近にある幸せ

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普段から自然に囲まれて生活していると、それが当たり前になってしまい「ありがたさ」が薄れてきてしまう。立科町の場合「りんご」が、そのひとつである。

りんごを食べられるというのが当たり前であるため、感謝の気持ちを忘れやすいのだ。改めてゆっくりと自然を感じることで、今まで気づかなかったことに新しく発見できるかもしれない。

こんなにも身近に自然を感じることができるのは本当に幸せなことだと思う。

Information
立科のりんご畑
長野県北佐久郡立科町柳沢

この記事を書いたひと

栗原夢佳
長野大学
環境ツーリズム学部2年(小林ゼミ)

感想・コメント

記事を書くのはとても難しかったですが取材を通して、自分も知らなかったりんごの自動販売機の歴史などについて知ることができて良かったと思いました。
この記事を読んで多くの人にりんごの自動販売機を利用してほしいと思いました。またりんごだけではなく立科町には他にもたくさんの魅力があるのでぜひ訪れてみてほしいです。

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